2005/7/9 OPEN

     

スーパードルフィーとの出会い

2005年の5月末頃だったか、いつも観ている深夜放送が大幅に遅れていたので、そのまま(水曜どうでしょうリターンズ)京都放送だったかな?そのまま、何気に観ていたら・・・なにやらお店のようなものが映りパーティーとか言って、何かのイベントの準備をしている番組放送になってました。

本当に最初はなんの番組かさえわからなかったんですが、そこに映し出された人形に思わず絶句・・・。えっ?今の何?マネキン?え?思わず、テレビに釘付けになりました。ものすごく美しい人形の数々。今まで見た事がなかった事もあり、思わず体に感動の電気が走りました。その番組は「ドールズパーティー会場のイベント」の風景の放送だったようです。東京のビックサイト。

私の場合東京は主人の実家に帰省する時にしか行けない場所。こんな事も、やってるんだ・・・そう思いました。

スタッフの準備段階もすさまじいものでした。成功させなければという思いがヒシヒシと伝わってきました。その様子の合間に映し出される美しい人形達・・・。なんて綺麗なんだろう・・・。こんなのってどこに売ってるのだろう・・・。お迎え? カスタム?わけのわからない言葉が、会場にいる人たちから聞こえてきます。

自分でメイクやヘッド・ボディ・ウィッグ・目・などを、選んで独自の人形へと変化させていくものだと知りました。

テディベアの世界でもこういうイベントの時って独特の雰囲気ってあるけれど、又別の雰囲気っていう感覚でした。

お人形とお揃いのお洋服を着ているオーナーと呼ばれる人たち。それぞれが独自の世界を表現されていました。年齢層も様々だった気がします。そして、抽選で初めて参加出来たとかも言ってる・・・。この世界って・・一体なんなの???

私の頭の中は??マークが・・・。でも、人形の美しさはあっと言う間に私を虜にしてしまいました。ある意味芸術作品です。

横でそのテレビを観ていた主人は、最初は「こんな世界わからない。人形とお揃いのこんな格好してるのがわからない。」なんて首をひねってたんですが・・・。

私は、「私が作るテディベアの世界とある意味同じだよ。大事にしたい。大事に共に生活していきたい。可愛がりたい。そういう純粋な思いの人たちが、こうして集っているんじゃないの?考え方はそれぞれあるのだろうけど、純粋に愛しいと思える存在だと思う。

もちろん、全部が全部そうじゃない人もいるんだろうけど、お人形は女の子にとっては幼い頃からの友達であるんだから。一度はりかちゃん人形・ジェニーちゃんとか手にしているはず。その思いを持ち続けているのって素敵だと思うけどな・・現にテディベアも海外では本来は男の子の最初の友達として、与えられる存在。私には何の変わりもないと思うけど・・・」

と語ってしまってました。番組が終了してから・・私は本当に、綺麗なガラス細工を観た後のような、美しい絵画を観た後のような気持ちになりました。胸が高まりました。

美しい・・・久しぶりに美しいものと出会えた。その感動でいっぱいでした。いくらくらいするんだろう・・どこで買えるのだろう・・・そればっかり考えていました。そして・・次の日には・・しっかり、検索かけてボークスのサイトに辿り着きました。スーパードルフィーなんて初めて耳にしたのですから・・・。

値段は・・・(゜o゜)ゲッ!!ッ・・思ったよりはるかに高い・・。やっぱりそれだけするものなんだ・・そう思ってしまいました。テレビで観たSDなんて手が出ない。造形村という所で職人さんたちが作られているんですものね。無理もないです。

それによく見ると・・ミニスーパードルフィーなんていうものもある事に初めて気が付き・・WEBサイトに登録していました。

主人に相談し、私もメイクとか色々やってみたい。どこまで出来るかわからないけれど、組み立て式から作ってみたい。そう言いました。あえて完成品を迎えなかった理由です。

そこで、その時在庫1体しかなかったMSDの健と出会う事になるのです。癒し系の完成写真がとても可愛くて、即決定。WEBより申し込み、後は、家にやってくるのを待つばかり・・・。

お迎えまでに、お店に行ってみたい・・そう思いました。メイクの材料も揃えてないし、本物のサイズを見てみたかったのです。この時に訪れたのが 天使のすみかという名前のくずはSR。店長さんが、こういう形で届きますよ。と私に、棚に置いてあったMSDマギーの組み立て式を出して下さって、中も見せて下さいました。

リアルなボディ・ヘッド・明らかによく見かけるフィギアなんて感じじゃない。すごい・・・そう思いました。

そしてショーウインドウに飾られているSD・SDキュート・DD・MSDを実物サイズで見ました。やっぱりSDは迫力があります。それにやっぱり綺麗・・。海外での陶器のお人形で美しいものもありますが、本当にそれと同じくらい美しいと思いました。透明感のある肌。

とにかく、MSDをお迎えするのに、メイク用品がまるでない事もあって一気に取り揃えました。本当に丁寧に説明をしてもらい必要最低限度のものを買って帰りました。ゴム引きも何に使うのかわからなかったけれど、とりあえず買ってて・・・お迎えして・・初めて納得・・。

MSDの健ベースの「SATORU」が誕生しました。

主人も「あののっぺりとした顔が・・こんなになるんだね。」と驚いた様子。そしてMSD健ベースを所有されているサイトに訪問して、又別の顔をした健が・・・本当に奥が深いと感じました。その家庭家庭の顔になってるんですもの。こういう楽しみがこの世界にはあるんだと感じました。

そして、女の子のベースも欲しくなり、MSDミュウの組み立て式を 天すみ(略語です)くずはSR店でお迎えする事になりました。そして「美麗」が誕生しました。大阪にもSRはあるのですが、リニューアルオープンの為閉館されていたのもあったので、枚方まで足を運んだ次第です。

形は違いますが、私にとっては、一枚のモヘアからグラスアイ・ジョイント・手足の素材・綿の種類・糸の使い分け・などを選んで、一体のテディベアを制作しているのですから、共通するものを感じてしまいました。だからこそ、この世界にも興味が出たのだと思います。テディベアも友人であり。恋人でもあり、家族だと認識されるものなのですから・・・・。

2005/9/14幼SD「蓮華丸」をお迎え致しました。このお品はオークションで初めて手にいれました。とても大切にされていた方からのものでした、名前は、主人が「龍之介」と名付けました。最初は「虎次郎(こじろう」にしようと言ってたのですが。読み仮名付けないと絶対に、「とらじろう」と読まれてしまう。フーテンの寅さんみたいになると

夕方職場の休憩時間に電話で訂正を申し出ました(爆)

今回は、初めてデフォルトメイクをされているSDなので新鮮でした。綺麗で可愛いので、メイクは落とさずこのままにしておこうと思います。愛らしい顔をしています。

大阪SRでディスプレイで飾ってあったこの子が可愛くて欲しかったので本当お迎え出来て嬉しいです。鈴菜ちゃんも可愛いから欲しいですけど、それは又、楽しみとしてとっておきます。こうして益々人形の館になっていくのかしら・・・・

2005/9/17やっちゃいました♪「鈴菜」もお迎え出来ました♪縁がなかったら来ないだろうな・・って思ってたので嬉しかったです。この子の場合は、、全くの新品状態だったので、パーティングライン消し、指の間の隙間を開けたり、エステしたりと、顔はデフォルトメイクをされているので、触らないままにしました。久しぶりのバーティングライン消しは、腱鞘炎ものですね(爆)

名前は、主人が付けました。「華憐(かれん」です。涼華の華と、美麗の「れ」の音を取ったんじゃないかと思いますけどね(爆)

でもいい名前だと思います。また一人娘が増えました♪

 

ドルフィードリームとの出会い

MSDのミュウをお迎えする時、気になってしまったのが、ショーウインドウに飾られていた【ドルパ12限定DDのシリウス】。値段もMSDと、本当に同じくらいなので、悩みました。大きくてメイクの完成品も欲しいと思っていたのです。SDまでは、まだ手が届かないだけに(でも私の所有している海外のテディベアアーティストのテディベアは約7万くらいするものばかりなんですけど(爆)、同じくらいの大きさのDDにも魅力を感じました。

本当に悩んでDDとSDの違いも教えてもらいました。まずはDDはSDと違い素材は,新作はDDIF(ディフ)内蔵。 軟質ソフトビニール・ABS樹脂(フレーム)などの材質。(私はこちらを購入)

SDの様に、ゴムで繋げるタイプの2種類があります。こちらの材質は軟質ソフトビニールと硬質ソフトビニールとなっているようです。
※DDIFの方が3000円ほど高いですが、ゴムではないので楽でした

可動箇所が、どちらも14ヵ所。本当に、私の選んだボディの方は、どんな姿勢でもほぼ可能なので驚きました。SDでは、手の保持でもどんどん支えきれないで下がってきてしまう。座り姿勢も難しい。そういう面も教えてもらっていたので、本当に可動の柔軟さには驚くばかりでした。中腰姿勢もとれる。手首・手足も本当に細かく動かす事ができる。

軽いものなら持たせる事も可能。DDの面白さも知りました。店長さんが話されていたとおりで、納得。

DDは、SDで言うフルチョで仕上げる事になりました。だからベースの顔は、どのモデルのかはわからないです。シリウスみたいな輪郭のものがいいと探したもので。ヘッドとボディを別々に購入し。ウィッグ・メタリックアイ(あえて、アニメティックアイにはしませんでした・後に購入予定♪)

それとメイク材料も違うとの事で、リキテックスカラーというものを追加で購入♪Mrカラーでは、化粧がバリバリになってひび割れるようになってしまうそうです。

そして♪初のDDオリジナルメイクにより、「涼華」が誕生しました。メイクの違いはやはり、絵の具の乾きでした。素材の違いからか、DDは本当に乾きが早いので失敗すると、すぐに消さないと消すにも早く綺麗には拭き取れないという思いをしました。でも、基本はパステル絵の具を主に使っています。作り上げる楽しさは、MSDとDDどちらも同じでした。眉毛が難関かもしれません。左右を整えるのに苦労しました。

そして、58pも体長があるのに軽いのです。ビニールのちょっとした独特の匂いはしますが、さほど気になるものではありませんでした

下記の写真のように、MSDとDDの大きさは違います。DDにはまだ男の子がいないそうです。でもそのうちに出ると思いますというお話でした。テディベアとも6月に出会い、この世界にも6月に出会いました。私にとって、6月は、意味のある月なのかもしれませんね。